少ないリソースを酷使する

低レイヤーとレトロPC(PC98,MSX)が好きな情報学生

2020年 岩手県立大学 Advent Calendarを〆る

この記事は岩手県立大学 Advent Calendar 2020の最終日です.

今年のアドベントカレンダーを振り返って

今年は私が岩手県立大学 Advent Calendarを立てさせていただきました.
立ててすぐは,毎日私が記事を書かなければいけないのではないかとも思いましたが,それも最初だけ.
2週目あたりからは多くの人にご参加いただき,賑やかなものとなりました.
感想としましては,大盛況に終わった!と言っていいでしょう. 記事を投稿してくださった皆様方はもちろん,記事を読んでいただいた方々,拡散していただいた方々,みなさま本当にありがとうございました!
来年も私がアドベントカレンダーを立てることになるのかな...?
まぁ,なんにせよきっと来年も岩手県立大学 Advent Calendar は立つでしょう.その時はまた皆さんと楽しめることを願っています.

今年の岩手県立大学を振り返って

岩手県立大学 Advent Calendar ということで,大学の名前をお借りしているので大学の今年一年も振り返りもしてみましょう.(こじつけ)
今年は大きな変化がいくつもあった年でした.
2020年初めには,卒業式が中止されなんだか区切りのつかないまま,みなそれぞれの道へと散り散りに別れました.
私も去年度の卒業生でしたので,なんだか家に篭っていたらヌルッと大学院生になっていた感じです.
5月18日からは遠隔授業が始まりました.
教師・学生どちらも手探りで,様々いいところも悪いところもありましたが,何よりも迷ったのは新1年生でしょう.
うちの大学に限った話ではありませんが,交流もなく,パソコン操作も慣れないうちにカリキュラムも手探りのオンライン授業を受ける日々というのは,私には想像できません.
しかし,

「前期は原則として全ての科目を遠隔授業」
(原文ママ)

とされた学校の方針も急遽変わり,6月22日には対面授業へと切り替わりました.短い自粛期間でしたね.
対面授業で得られるメリットももちろんありますので,早めに対面へと切り替える判断も選択肢としてはアリだとは思いますが,
たった1ヶ月の遠隔授業期間で教員も学生も大学本部も,遠隔授業への知見は得られたのでしょうか?
近年のコロナ禍に限らず,この先の社会情勢で自粛を迫られる状況がまた来たとしても,すぐに経験を生かした対応ができる知見は得られたのでしょうか?
今年の大学の決断はそこだけが疑問です.

ソフトウェア情報学部だけを見れば,今年は遠隔授業の名残もあってかあまり積極的に大学に登校する雰囲気はなく.
それに加えて,1年生から研究室に所属する制度の廃止,ノートPC必携化による据置PCの廃止.研究室の私物(冷蔵庫,テレビ,テーブルゲームなど)の廃止.
コース制を強く意識したカリキュラム変更で,他コース(他分野)について触れる機会が減るなど,交流する要素が減るばかりで研究室は閑散としたものです.
減る要素ばかりが目につき,新しく良くなった部分,充実した部分は正直なところまだ感じられません.
来年にはさらに研究室・学生グループの細分化をより明確にするようです.
かつて県大情報学部は相撲部屋方式で,基礎教養演習やプロジェクト演習などを通して広い交流を持ち成長できることが取り柄だと思っていましたが,この先は細かいグループの中だけの交流が色濃くなっていく気がします.
おっと,マイナスなことばかりを言っても仕方ありませんね!
来年はより学年が下の後輩たちもアドベントカレンダーに参加してくれることを願います.フレッシュな風は必要ですからね!

自分の振り返り

まぁまぁアドベントカレンダーを盛り上げるために頑張れたのではないでしょうか.
今月はこのアドベントカレンダー以外にも,IoTLT Advent Calendarに参加しました.
他にも地方IT勉強会 Advent Calendarいわてことし2020 Advent Calendarなど参加したいアドベントカレンダーは沢山ありましたが,今年は自分が立てたアドベントカレンダーに注力したためリアルタイムでの参加が難しかったです...悔しい....!!
今からでも今年度中空きがあれば寄稿しようかと思います.
地方IT勉強会 Advent Calendarは去年寄稿させていただいています.よければご覧ください.
t-takeda.hatenablog.com

まとめ

今年は充実した年末を過ごせました.
アドベントカレンダーをきっかけに,多くの人が積極的にアウトプットする岩手県になることを願います.