macOS Catalina 10.15.7でVirtualBoxがクラッシュする問題を解決
問題
macOS Catalina 10.15.7にしたら,VirtualBoxの仮想マシン(Ubuntu20)が起動できなくなった.
具体的には仮想マシンのGRUBまではブートするが,Linuxカーネルのブートに入るとクラッシュしてしまう.
環境
急いでる人のための結論
仮想環境のオーディを無効化する.
VirtualBoxの [設定] > [オーディオ] と進み,「オーディオを有効化」のチェックを外す.
問題の切り分け
最近のCatalinaとVirtualBoxの相性
まず,macOS CatalinaはVirtualBoxと相性が悪いようで,同様の問題がちょくちょく起きているようだ.
applech2.com
(そもそも最新のCatalina 10.15.7も不具合が複数報告されている...大丈夫か...?)
で,どうやら10.15.6で発生した似たような問題は「10.15.6追加アップデート」なるもので修正しているらしい.
applech2.com
VirtualBox側がBugFixする場合もあるようで,VirtualBoxをverUPしたら直ったという話もある.
が,私のMacOSも,VirtualBoxも現時点(2020/9/28)で最新なのでそこら辺の更新は含まれているだろう(たぶん)
既存の解決方法【うまくいかないやつ】
・ヘッドレスモードで起動する
・ターミナルからVBoxHeadless -s <vm_name>
で起動する
・セキュリティの設定を確認(コンピュータへのアクセスを許可)
ざっと調べた感じ上記の解法がよく出てきたが,どれも私の環境ではうまくいかなかった.
最終的な解法【うまくいったやつ】
結果的にうまくいったのは以下の記事に書かれていた方法だった.感謝感激.
qiita.com
最終的に、VirtualBoxの [設定] > [オーディオ] と進み、「オーディオを有効化」のチェックを外してあげるだけで解決しました
ここではCentOSが起動できない問題に対しての対処になってるが,Ubuntuの仮想マシンでもうまくいった.
どうしてこの方法でうまく行くのか...上記の記事の方はどうやってその解法にたどり着いたのか...全くの謎だがとにかく動いたのでヨシ.